CELEBREX
セレブレックス
関節炎処方薬

 

■米国ファイザー社が開発したセレブレックスは関節炎に悩む患者が待ち望んでいた治療薬です。セレブレックスはCOX-2抑制剤という新しい分野で最初に認可された薬です。COX-2抑制剤は先端分子テクノロジーを使用して作られました。セレブレックスは、痛みと炎症の過程で発生するCOX-2酵素を抑制する作用をします。治療的投薬時には、セレブレックスは、胃壁を守る働きをするCOX-1を抑制しません。NSAIDS−非ステロイド抗炎症薬−は、COX-1およびCOX-2の両酵素を抑制するため、痛みや炎症に望ましい効果はあるものの、胃壁を痛め潰瘍を発生させる危険性があります。

■セレブレックスや未来のCOX-2選択性治療薬の開発は、従来のNSAIDSであった胃腸の副作用を減少させました。セレブレックスは13000人以上の患者と健常者による臨床テストと世界23カ国での50の異なる研究で試験され、関節炎の痛みや炎症に対してナプロキセンと同様の有効があることが確認されました。骨関節炎の患者では、痛みやこわばり、そして歩いたり曲げたりする機能に改善が見られました。またセレブレックスは、ナプロキセンやイブプロフェンに比べ胃腸の潰瘍の発生が著しく少なかったことも確認されました。

■アメリカでは’99年2月22日から正式に販売が開始されますが、1月19日からすでに商品の出荷が始まっており、2月11日までに「セレブレックス」に対する処方箋の発行枚数は20万枚を越しました。 これは「バイアグラ」でさえ発売開始後3週間経過後に15万枚であったことを考えるとその人気のほどがわかります。

副作用:
臨床試験ではセレブレックスのもっとも一般的な胃腸への副作用としては消化不良、下痢、胃痛がありましたが、これらの原因でセレブレックスの服用が停止されたものは、全体の1%以下でした。セレブレックスは胃潰瘍に対するリスクは少ないといわれていますが、前覚症状なしに胃腸の潰瘍が発生することがありえますので、医師と患者双方は胃腸出血の症状に常に注意を払う必要があります。

使用法:
セレコキシブ、スルフォンアミド、アスピリンまたはNSAIDSに対するアレルギーのある方はセレブレックスを使用してはいけません。

■骨関節炎の患者は、200mgを1日1回または100mgを1日2回服用することが推奨されています。またリュウマチ様関節炎の患者は、100mgまたは200mgを1日2回服用することが推奨されています。

 

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